2009年01月02日

清水寺が田村堂内部公開へ

 京都市東山区にある清水寺は、同寺の創建にゆかりが深いとされている征夷大将軍の坂上田村麻呂公を祭る重要文化財の田村堂(開山堂)の内部を、今年3月1日から3カ月間、99年ぶりに公開する事を明らかにした。
 田村堂は檜皮ぶき入母屋造り、8メートル四方の建物で、江戸初期の寛永年間に徳川家光の寄進で再建されたものだ。
 さらに2005年には屋根や外観の朱塗りを修復しているが、田村堂内部は、田村麻呂1100年遠忌の明治43(1910)年以降、非公開となっていた。
 今回は3月の西国三十三所観音霊場巡り本尊開帳の関連行事として、田村麻呂1200年遠忌の1年前に公開するものだという。

 堂内に置かれた漆塗り唐様式の厨子には、田村麻呂座像を安置しているが、同像は高さ78センチの座像で、ヒノキ材の寄せ木造りで衣冠束帯の正装姿をしているのだそうだ。

 清水寺によると、田村麻呂は8世紀末、音羽の滝で修行中の僧侶と出会ったことから観音に帰依し、仏殿と観音像を寄進したと言い伝えられているそうだ。
 征夷大将軍として延暦21(802)年の東北遠征時には、激戦の末に降伏した敵方首領の勇気と知恵をたたえ、朝廷に助命を嘆願したという逸話も残っている。
posted by ひで at 07:34| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・遺跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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