2009年06月07日

虐めが原因の難聴

 いじめが原因で難聴になった背景に、中学校側が対策を怠った事が大きいとして、神奈川県藤沢市立中学校に通っていた女性(19)が同市を相手取り、慰謝料など約450万円の損害賠償を求めた訴訟に対する判決が横浜地裁であった。
 同裁判で、三代川俊一郎裁判官は「学校側には加害者特定の努力・工夫は見られず、手がかりとなる貴重な情報や機会を無為に終わらせた」とし、同市に約124万円の支払いを命じる判決を下した。

 同判決によると、女性は、通学していた2003年の7月から2005年10月の期間、通学用のカバンが刃物で切り裂かれるなどのいじめを受け、心因性の聴力障害となったとされている。
 当時所属していた器楽部顧問の教諭は、同女性から相談を受けたが、当初、校長らに報告しなかったという。
 さらに再びカバンが切られる事件が起きた際も、学校は生徒に情報提供を求めるだけで、いじめを行っている生徒を特定して指導するなどの措置を取らなかったのだそうだ。
 市側は「原告が卒業までの間、特定の生徒からいじめを受けていた事実はうかがわれなかった」として請求の棄却を求めていたが、三代川裁判官は「単なるいたずらや嫌がらせの域を超えた明らかな犯罪行為」と認定したうえで、「被告がこのような主張をすること自体、重大性に対する認識の甘さを指摘されてもやむを得ない」と述べたという。


posted by ひで at 08:49| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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