2009年09月27日

三元車

 現存する日本最古の国産自転車である「三元車」の展示が昨日、製作者である鈴木三元氏の生誕地である福島県桑折町にある旧伊達郡役所で始まった。
 同町民有志で結成した三元車を復元させるプロジェクトチームなどが、歴史的価値に触れてもらおうと企画したものだという。

 三元車は、鈴木三元が4年の開発期間を経て1876年(明治9年)に完成させたといわれている。
 これまで現存する唯一のものは名古屋市のトヨタテクノミュージアム産業技術記念館に保存され、一般公開されていなかった。

 前輪が二つ、後輪が一つの三輪車で、左右のペダルを交互に踏むことで後輪を回して進む方式で、今の様にブレーキはなく、前輪についている取っ手のようなハンドルで操作するという。
 車体の主な部品は木製で、地面と接する車輪の縁には鉄が打ち付けてあるのだそうだ。

 プロジェクトチームは、町の歴史的資源を生かしてまちおこしをしようと昨年8月に結成されたという。
 三元氏の子孫で、その5代目となる鈴木三元氏がリーダーとなって活動しているそうだ。
 今回も実物を採寸して設計図を作ったり、車輪の部品を作ったりするなどして、11月の完成を目指しているという。


 展示は、10月25日までの午前9時〜午後4時30分に開催されている。
 詳しい問い合わせは、三元車展実行委員会(024・582・2126)へどうぞ。
posted by ひで at 15:12| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・遺跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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