すでに中学卒業までの医療費無料化などを実施しているが、さらに支援策を手厚くし、子育て家庭の定住を促して人口減に歯止めをかけたい考えだという。
支援策は、村議会で審議中の新年度予算案に計上したという。「育児奨励金」は、子どもを出産後1年以上続けて村に在住した世帯に10万円を支給するもので、出産場所は問わず、所得制限もないのだとか。
新年度に1歳となる、昨年度に生まれた赤ちゃんも対象となるという。予算案では35人分、350万円を計上した。誕生直後の出産祝い金にしなかったのは、若い世帯に定住してもらう期待を込めたためだという。
「就学祝い金」は、小学校や中学校に入学する児童・生徒を育てる住民に10万円を支給するもので、村外の私立中学校の入学者も対象になるという。村に住んでいれば、小学校入学時と中学校入学時の2回、受け取ることができるそうだ。新年度は90人分、900万円を計上したとの事である。
愛知県教育委員会義務教育課によると、市町村による小中学校入学の祝い金支給は県内では聞いたことがないという。
同村には名古屋港の飛島ふ頭があり、港湾関係からの税収で財政は豊かだ。財政力指数は2.07(00〜02年度の平均値)で県内の市町村で最も高い。
一方、村全域が市街化調整区域か工業地域のどちらかに指定されており、住宅などの新築が制限されているため、住民の流入がない一方、名古屋市などへの流出が続いているのが現状だという。
村の人口は78年の4753人がピークで、以後は徐々に減少しており、2月1日現在の村の人口は4433人となっている。
久野時男村長は「村民アンケートを見ると、子育てで最も重い問題は教育費など親の負担。少子化対策としてどこまで効果があるか、難しい面もあるが、村として精いっぱいの支援策を考えた」と話している。
素敵な税金の使い道だと思うのは筆者だけだろうか・・・。
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