2007年01月28日

南極の氷

48次南極観測隊が、南極大陸の内陸にあるドームふじ基地で26日午前11時21分(日本時間同日午後5時21分)、深さ約3035.22メートルの氷の採取に成功したと、文部科学省が発表した。
 世界初の岩盤到達とはならなかったが、氷柱の最下部には岩盤のかけらのような粒がまじり、水もあったという。
 過去の地球の気候変動を解く手がかりとなると国立極地研究所はみている。
 これで4年にわたる掘削作業は終わった。

 ドームふじは、昭和基地から1000キロ、南緯77度の地点にある。
 掘削は03年12月に始まった。

 採取された岩粒は5ミリ程度だ。
 最下部の氷には、地熱でとけた水が染み出た跡があり、掘り出す最中に凍ったものの採取できたという。
 その中に微生物がみつかる可能性もある。

 「岩盤らしき岩粒や水の採取は、地球環境史や極限微生物の研究を進めるうえでの大きな成果だ」と極地研の藤井理行所長は喜ぶ。

 内陸部で厚さ3000〜4000メートルの氷の下にある岩盤を採取できた例はまだない。
 岩盤ができたのは数億〜数十億年前とみられ、岩粒はその一部とみられる。
 このプロジェクトでは、昨年1月に掘り出した深さ3028.5メートルの氷が72万年前と判明している。
 今回は昨年12月19日から掘削を再開したが、電気系統のトラブルでドリルが不調だった。
posted by ひで at 09:46| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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