2007年02月13日

希土類がマンガン鉱床に・・・

 非常に強い磁石を作れる性質などから、パソコンのハードディスクやハイブリッド車のモーターなどハイテクに応用される「希土類(きどるい)」という元素がマンガン鉱床に豊富に含まれていることが、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の研究でわかった。
 この鉱床は世界中に広く分布しており、希土類の約9割を生産する中国以外の新たな供給源として、注目を集めそうだという。

 希土類元素はランタン、イットリウムなど17種類の元素の総称であり、コンピューターや情報通信機器、高性能の電池などに使われている。
 資源量は必ずしも少なくないが、鉱石生産が中国に偏っていることが安定供給の懸念材料となっていた。

 産総研のチームは海底の堆積物からできたマンガン鉱床に着目し、国内55鉱床で産出し、保管されていた鉱石72試料を分析したところ、鉄とマンガンをほぼ同量含むタイプの鉱床は希土類を数千ppm(ppmは100万分の1)含み、中国の代表的な鉱床である風化花崗岩の数百ppmを上回ることがわかったのだそうだ。

 国内のマンガン鉱床は採掘が終わっているが、同じタイプの鉱床は世界に広く分布しており、今後、南アフリカなどで調査を行うという。

posted by ひで at 04:53| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。