2007年03月04日

居眠り運転防止装置

 東京大の金子成彦教授(機械力学)らのグループは、大分大、島根難病研究所、産業機械メーカー「デルタツーリング」(広島市)などと共同で、居眠り運転の予兆を検知する座席を開発し、5日に東京大で開く「入眠予兆シンポジウム」で公開する予定だという。

 これまで、居眠りの予兆は脳波や心電図でとらえられてきたが、電極などを体に付けなければならず、自動車では使えなかった。

 グループは、脈や呼吸の乱れから、居眠りの約10分前に予兆が分かることをつかんだそうで、背もたれに脈をみる圧力センサー、座席の下に呼吸をみる磁気回路センサーをつけた検知用座席を試作し、振動装置や実際の車で実験し、たとえ厚着をしていても十分に予兆が検知できることを確かめたという。

 実験では、背もたれの角度を33度後ろへ倒すと最も疲れにくいことや、バネなどで車の振動が体に伝わらないようにすると疲れや居眠りの防止にいいことなども分かった。
 これらの成果はデルタツーリングの「疲れにくく、居眠りが起きにくい座席」の設計に生かされ、2月から販売されているマツダのスポーツカーRX―8の限定車に使われているという。

 金子さんは「居眠りの予兆が検知され、次にどんな方法で眠らせないようにするかが今後の課題」と話している。
posted by ひで at 15:15| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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