2007年03月06日

チンパンジーの発情期

 チンパンジーの雌は群れの中で、発情する時期をお互いにずらし合っていることが、九州大理学部の粕谷英一助教授(生態学)や沖縄大人文学部の松本晶子助教授(人類学)らの調査でわかった。

 100匹以上の雌を観察したデータを分析したもので、優れた雄と交尾できる機会を増やし、強い遺伝子を残すための知恵とみられるという。

 調査したのはアフリカ・タンザニアに住むチンパンジーで、数匹から十数匹の雌を1年間継続観察し、交尾ができる状態になったことを示す体の特徴がいつ出たかを記録したそうだ。

 チンパンジーは1回の発情が平均12日間続くという。
 1981〜94年に集めた100匹以上の雌のデータ分析から、発情する時期が、同じ群れのほかの雌と重なり合わないようになっていることを突き止めたのだという。
 また、一度出産した後は、ほかの雌が違うタイミングで発情が再開され、時期が互いにずれるようになっていた事もわかったという。

 粕谷助教授は「雌は、力があって群れの中での順位が高い雄と交尾すれば、子供に優秀な遺伝子を授けることができる。複数の雌が同時に発情すると、順位の高い雄をほかの雌に奪われて交尾できなくなる恐れがあるため、時期をずらし合っているのではないか」と推測しているそうだ。

posted by ひで at 22:37| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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