東京―名古屋―大阪を結ぶ幹線の通信速度は秒速40ギガ(ギガは10億)ビットで、従来の4倍になる早さだという。
同研究所は1992年4月に全国の大学を結んだ「サイネット」(秒速1ギガビット)の運用を開始していた。
さらに2002年から、先端的な研究プロジェクトを行う機関同士を結ぶ「スーパーサイネット」(同10ギガビット)の運用を始めていた。
今回始まったサイネット3は両者を統合、高速化した上で、基幹回線のループ化など信頼性も強化したという。
さらに、セキュリティー機能の充実や、効率的な回線利用などの最新のネットワーク技術も導入し、研究機関間の大容量の高速データ通信に対応する優れものだという。
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