2007年07月01日

ヤンバルクイナ人工繁殖へ

 沖縄本島北部だけに生息する鳥で、現在は1000羽以下に減っているとみられるヤンバルクイナについて、環境省は、現状の保護対策では絶滅が避けられないとして、人工飼育で数を増やす方針を決めた。
 まず20羽を捕獲し、10年かけて200羽に増やす方針の様だ。
 絶滅の恐れの高い鳥で人工繁殖に乗り出すのは、国内ではトキなどに続き4例目になった。

 ヤンバルクイナは、マングースやネコ、カラスの食害にさらされるなどし、生息域が徐々に狭まっている。
 個体数減少も続いており、環境省の調査では、1985年に約1800羽いたが、01年に約1200羽、さらに05年には約700羽になったという研究もある。
 同省のレッドリストでの分類は昨年末、絶滅危惧A類に引き上げられた。

 計画では、野生のヤンバルクイナ10つがい20羽をわななどで捕獲し、沖縄県内2カ所の施設で、来年度から本格的に繁殖させるという。
 将来は野生に戻すことを視野に入れるが、生態が分かっていない部分も多く、野生を保ったまま飼育・繁殖させる技術開発が必要になるという。

 絶滅の恐れの高い野生動物で、人工繁殖をしているのは、鳥ではコウノトリ(兵庫)、トキ(新潟)、アカガシラカラスバト(東京)だ。
 また哺乳類ではツシマヤマネコ(長崎)がいる。
posted by ひで at 09:26| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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