2007年07月21日

法隆寺の最古級の文書発見

 大阪府枚方市の旧家が市に寄贈した古文書の中から、平安時代(929年)の法隆寺文書が見つかり、同市教育委員会が発表した。

 市教委によると、東大寺などは古代の文書が多数伝わっているが、法隆寺は散逸しており、12世紀以前だと66点しかないそうだ。
 8世紀の文書もあるが傷みがひどく、判読できる文書では最古という。

 鑑定した梅村喬大阪大教授(日本古代史)は「法隆寺が国家の保護を受けられなくなった平安時代以降、どう寺を運営したか一端がうかがえ、貴重な史料」としている。

 発見されたのは法隆寺に近くの土地を売った証文「売券」で縦約30センチ、横約70センチだという。
 誦師麿という人物が、母親の墓地を買うため売却したとあり、平群郡(奈良県西部)役所の印があったそうだが、面積や価格の記録部分は欠落しているという。

 法隆寺は飛鳥時代に聖徳太子が建立したとされる。
 朝廷の手厚い保護を受けたが、律令体制が崩れ、土地の私有化が進んだ平安時代以降、財政的に苦しんだとされる。
posted by ひで at 08:43| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・遺跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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