2007年08月12日

日本最古の電波望遠鏡

 国立天文台野辺山観測所(長野県南牧村)は、ブラックホールや星間物質の発見など多くの成果をあげる日本の電波天文学の礎を築いた日本最古級の電波望遠鏡を、同観測所に復元、関係者らに披露した。
 この電波望遠鏡は、故畑中武夫・東京大教授が49年に東京都三鷹市の国立天文台(当時は東大東京天文台)に設置したもので、縦2.5メートル、横5メートルの木枠に16本の金属の棒状アンテナが取り付けられ、長さ約5メートルのシャフトで向きを変える仕組みだといい、太陽観測に使われたそうだ。
 今は後継機の完成で解体され、倉庫に眠っていたのだとか。

 同観測所研究技師の御子柴広さん(53)と機器の保守を担当する森明さん(67)が復元を計画し、3年前から作業を進めてきたという。
 鉄塔とシャフトのさびを落とし、朽ち果てた木枠のアンテナはアルミで作り直して完成にこぎつけたというが、実際の観測はできないそうだ。

 御子柴さんは「戦後の物資の乏しい時期に、これだけの電波望遠鏡を作った先人の情熱に感嘆する。最新の45メートル電波望遠鏡と並べて復元でき、うれしい」と話している。
posted by ひで at 22:40| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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