2007年08月15日

平和の寺子屋

 紛争地域などでの平和活動を担う人材を育成する平和構築の「寺子屋」が9月から始動する事になった。
 日本人とアジア各国の民間人それぞれ15人ずつを募集したところ、日本人の応募倍率は6倍を超えたのだそうだ。
 研修生は9月15日から被爆地・広島を拠点に6週間の共同生活をしながら、平和維持活動(PKO)などに必要な知識や技術の習得を目指すという。

 外務省によると、日本人の応募者は92人に達したそうで、8月中旬までに選考を終え、広島大学が設立した「広島平和構築人材育成センター」で交渉技術、平和構築などの講義が行われる予定だという。

 海外での実地研修も目玉のひとつで、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連開発計画(UNDP)などの現地事務所で約5カ月にわたって実地研修するとしている。

 「寺子屋」構想は、麻生外相が06年8月の講演で明らかにしたもので、PKOや平和構築分野の国際機関、国際NGOで働く日本人職員が少ないことが背景にあるものだ。

 国連が05年12月末時点でまとめた調査結果によると、国連PKOに参加する世界各国の文民職員4908人のうち、日本は0.4%の20人足らずで、米国(325人)や、PKO先進国のカナダ(217人)に遠く及ばないのだという。

 外務省は「応募者が多くて勇気づけられた。研修生の卒業後の活動を検証して、本格的な取り組みにつなげていきたい」(国際平和協力室)としている。
posted by ひで at 05:49| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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