2007年01月11日

タイタンに湖

 土星最大の衛星タイタンに広がる液体メタンの湖の映像を、米航空宇宙局(NASA)の探査機カッシーニがレーダーで捕らえた。
 タイタンに海か湖があることは長く予想されていたが、濃いもやに覆われていて画像観測が難しかった。

 カッシーニは何度かタイタンに接近しているが、チームは、昨年7月の接近時に撮影したレーダー画像が、大量の液体が確かに存在することの証明だとしている。
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2007年01月09日

きく8号静止軌道へ

 宇宙航空研究開発機構は本日、H2Aロケット11号機で昨年12月18日に打ち上げた技術試験衛星きく8号を、計画通り高度約3万5800キロの静止軌道に乗せたと発表した。
 世界最大級のアンテナ展開にも成功しており、地上との通信実験を4月下旬から始める予定だ。
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2007年01月08日

暗黒物質撮影成功

 宇宙の成り立ちを説明するのに欠かせない「暗黒物質」(ダークマター)という目には見えない物質の姿を、日米欧の国際チームがハワイのすばる望遠鏡などを使って、世界で初めて立体的にとらえることに成功した。

 暗黒物質は天文学の長年の謎で、今回の観測は宇宙誕生にかかわる仮説を裏付ける決定的な証拠となる。

 銀河は宇宙空間に一様に分布せず、無数の泡を形作るように散らばっているという。

 この「泡構造」がなぜできたのかを説明するには、観測から推定した銀河の総質量では足らず、その質量を補完するために仮想的な物質として提唱されたのが、暗黒物質。膨大な質量(重力)で銀河を集めると考えられたが、光や電磁波を発しないため、直接観測はできなかった。

 研究チームはこのため、強い重力があると、周辺の空間がゆがめられ、光さえも曲げてしまう「重力レンズ効果」に着目し、形が不自然にゆがんだ銀河を観測すれば近くに暗黒物質があるとみて、しし座方向にある約50万個もの銀河とその周辺領域を集中観測したという。

 研究チームはまず、宇宙空間に設置された米ハッブル宇宙望遠鏡で計600回以上繰り返し観測し、暗黒物質の分布を特定した上で、さまざまな波長の光で観測できる国立天文台のすばる望遠鏡を使い、各銀河と暗黒物質の地球からの距離を精密に計算し、奥行き約80億光年、縦横が最長で約2・7億光年の距離に及ぶ暗黒物質の立体構造を明らかにした。

 今回明らかにした暗黒物質の内部や周辺に、銀河が集まっていることも、観測で裏付けられたという。
 観測領域は地球から見た時に満月が9個ほど並ぶ広大な領域で、これまではごく一部分しか観測できなかった。

 研究チームに参加した谷口義明・愛媛大教授は「1980年代前半に提唱された暗黒物質仮説が観測で実証された。宇宙の進化の解明にとって大きなステップだ」と話している。

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2007年01月01日

プリオンを持たない牛

 キリンビールなど日米の研究チームが、牛海綿状脳症(BSE)の発症に関係するたんぱく質「プリオン」を持たない牛を、遺伝子操作などで誕生させ、20カ月間、健康に育てることに成功した。
 BSE発症の仕組みを解明する手がかりとなるほか、BSEの心配がない家畜づくりにもつながるとみられる。
 プリオンを持たない牛は、05年2月に12頭生まれた。
 体細胞クローン技術を利用して、核を抜いた牛の受精卵にプリオン遺伝子の機能を失わせた牛の繊維芽細胞の核を移植させ、これを雌牛の子宮内に戻して出産させた。

 この牛は、医薬品開発に役立てるモデル動物としてつくられた。
 実験のために安楽死させた3頭を除き、残った9頭すべてが20カ月を経過し、特に異常のないまま成牛にまで育った。

 BSEは牛が本来持っている正常なプリオンが何らかの理由で異常を起こして増え、脳内に蓄積することが原因だと考えられている。
 プリオンの機能はよくわかっていないが、おとなになるまでの成長にはあまり関係しないことが示された。

 また、この牛の脳の抽出液を試験管に採り、異常プリオンを加えても、その増加や蓄積は起こらなかった。
 研究チームは現在、この牛に異常プリオンを直接、接種して、異常が現れるかどうかを調べる実験を進めているという。

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2006年12月29日

平和目的で利用してね

 理化学研究所は、世界唯一の新型加速器施設「RI(放射性同位元素)ビームファクトリー」(埼玉県和光市)で、計画していたビームを発生させることに成功したと発表した。
 これで世界最多、約4000種類の原子核を作れる見通しが立った。
 元素誕生の謎の解明を目指すとともに、がん治療など幅広い分野への応用も期待できそうだ。

 新しく完成したのは、ビームファクトリーの中核となる加速器「超伝導リングサイクロトロン」で、総重量が東京タワーの約2倍の8300トンもある。
 これと既存の加速器とを組み合わせ、全体で440億円をかけた世界最大級の加速器システムを築いた。

 これで、アルミニウムイオンを段階的に加速させた結果、昨日夕、光速の70%の速さに相当するエネルギーを持つビームを発生させる能力が確認できたという。

 このビームで、約4000種類の原子核を作ることができる。
 これまでの記録はドイツの約3000種類だった。
 理研は「人類がまだ見たことがない約千種類の原子核を作れるようになる」という。

 作られる原子核の多くは、短時間しか存在できないが、その中から未知の原子核を見つけ、その寿命や構造、質量などを探ることで、宇宙で元素ができた仕組みの解明につながると期待されている。

 また、できた原子核を目印にがん細胞を探したり、ビームを植物に当てて突然変異を起こさせて品種改良したり、さまざまな分野への応用も期待され、世界で開発競争が続いている。
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2006年12月28日

人類が住める惑星を探せ

 太陽系の外にあって人間居住に適した惑星を約2年半にわたり探査するフランスの人工衛星「コロー」が、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。

 コローによる探査は、仏国立宇宙研究センターや欧州宇宙機関(ESA)が1億7000万ユーロ(約265億円)を投じて行うプロジェクトだ。
 地球から4000万光年以上の約12万個の恒星を観測、人間の居住に適した地球のような惑星があるかどうか調べるという。

 これまで、太陽系の外にある惑星は約190個見つかっているが、ガスでできたものばかりで、地球のように岩石でできた惑星はない。
 科学者の間では、190個以上の惑星が発見できると期待されている。

 2008年10月には、米航空宇宙局(NASA)の「ケプラー」が打ち上げられる予定で、コローの惑星探査結果を踏まえ、恒星の状態分析や惑星探査をさらに本格化させる予定だ。
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2006年12月24日

珊瑚育成新手法

 サンゴを卵から養殖する新手法を、東京水産大名誉教授の大森信・阿嘉島臨海研究所長らのグループが開発し、ダイバーが今月中旬、沖縄県・慶良間諸島の阿嘉島沖で約2千株を海底に移植した。
 採取した受精卵から育てた稚サンゴを、10センチ四方のコンクリート基盤に付着させ、海中につるした網かごの中で育てたという。
 サンゴは基盤1枚当たり12〜20株という極めて高い密度で生育させると、1年半で高さ7〜10センチになったという。
 水中ボンドなどを使って、基盤ごと水深4〜5メートルの海底に固定したそうだ。
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2006年12月18日

H2A11号機打ち上げ成功

 技術試験衛星「きく8号」を載せたH2Aロケット11号機が本日午後3時32分、鹿児島県・種子島の宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センターから打ち上げられた。H2Aの打ち上げは今年4回目だ。
 ロケットは約27分後に高さ約280キロで衛星を分離、打ち上げは成功した。
 衛星は約2週間かけて、日本上空をカバーする赤道上の静止軌道(高さ3万6000キロ)に移る予定だ。

 今回のH2Aは、重さ5.8トンと重い衛星を搭載するため、これまで2本だった大型固体補助ロケットを4本備えたタイプを初めて採用した。
 当初、16日に打ち上げる予定だったが、天候不良で延期していた。

 「きく8号」は、宇宙を介した通信技術を開発するための衛星で、日本の人工衛星としては最も重い。
 幅17〜19メートルの大型アンテナを2枚搭載、感度を高めて小型の携帯端末による通話や通信の可能性を探る。
 折りたたまれているアンテナを、7日後に軌道上で広げることになっている。
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発火しにくい電池

 松下電器産業グループの松下電池工業は本日、発熱・発火しにくいリチウムイオン電池を開発し、量産を始めたと発表した。
 月産500万個の生産体制で、すでにソニーや富士通などパソコンメーカーに出荷を開始したという。
 今後、デジタルカメラや携帯電話向けにも販売する予定だ。

 リチウムイオン電池を巡っては、発熱したり発火したりする事故が相次ぎ、ソニー製や三洋電機の子会社製の電池が大量回収される事態が起きている。

 これまでの事故は、電池内部の正極と負極の間にある絶縁膜に金属粉が混入し、ショートしたのが原因とされる。
 ポリエチレンなどの樹脂製の絶縁膜は熱で溶けやすいため、ショート部分が広がり、発火も起きたものだ。
 松下電池は、絶縁膜にセラミックス(酸化アルミ)を塗って溶けにくくし、たとえショートしても一時的な発熱で食い止められるようにしたという。

 同社は、電池の安全性が高まったと判断し、パソコン向け電池の容量を一般的な2.4アンペアから2.9アンペアに大きくし、1回の充電で使える時間を10時間から12時間に延ばした。
 同社はノートパソコン向け電池で世界シェアの2割強を持つ。

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2006年12月16日

H2Aロケット打ち上げ延期

 宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センター(鹿児島県)で本日予定していた国産大型ロケット「H2A」11号機の打ち上げを、18日午後3時半過ぎに延期すると発表した。
 上空に雷の発生しやすい雲があり、電子機器が影響を受けるおそれがあるためだ。
 ロケットは今朝未明に発射地点に移されたが、天候回復が見込めず、飛行によって雲の中で雷が起きる可能性があることから、燃料注入前の早朝に延期を決定した。
 17日も強風が予想されている。

 11号機は、より重い衛星を打ち上げるため、2本だった大型固体補助ロケットを、4本に増やし、技術試験衛星「きく8号」を搭載している。

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2006年12月15日

太陽系

 太陽系ができた当時、太陽に近い高温部でつくられた鉱物が、温度の低い外縁部まで運ばれる「物質の大規模な混合」が起きていたらしいことを、米航空宇宙局(NASA)などのグループが突き止めた。
 NASAの無人探査機「スターダスト」が今年1月、地球に持ち帰った彗星のちりの成分から推定したという。
 スターダストは04年1月、地球から約3億9000万キロ離れた場所でビルト2彗星が噴出するちりを採取し、今年1月15日、ちりがつまったカプセルを持ち帰った。

 計画主任科学者のドナルド・ブラウンリー米ワシントン大教授らのグループが、数千個のちりの分析を進めていた結果、多くに高温下でできる鉱物の「かんらん石」や「輝石」が含まれていることがわかった。

 また、このうち少なくとも1個は、1100度以上の高温下で生成されたことも突き止めた。
 水星の内側、太陽に極めて近い場所で生成されたことになるという。

 太陽系は約46億年前、ちりやガスが円盤のような形で回る原始太陽系星雲から形成されたとされる。
 この彗星は海王星より遠い太陽系の外縁部でつくられ、太陽系誕生当時の物質が含まれていると考えられている。

 こうした結果から、高温下でできた物質と、遠く離れた低温の場所でできた物質が混ぜ合わされるダイナミックな動きがあった、と結論づけた。
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2006年12月10日

ベトナムで鯰から燃料

 ベトナム南部のメコン川流域の都市カントーで、ナマズからディーゼル燃料を生産することにベトナム人男性が成功し、新たなバイオ燃料として注目を集めているという。
 水産加工の過程で大量に発生する内臓など脂肪分が高い廃棄物を利用した様だ。
 実用化に成功したのは化学会社勤務歴があるティン・ミン・トゥさん(42)だ。
 欧米向けの食用ナマズの養殖が盛んなカントーではナマズの生産が年々増加しており、ベトナムのナマズ輸出量は1997年の425トンから、2005年には13万3000トンと300倍以上に跳ね上がった。

 ナマズは切り身で輸出されるため、水産加工場で皮や内臓などの廃棄物がたくさん出る。
 これまでは肥料用に回されていたが、トゥさんはナマズの脂肪分の高さに注目し、精製して油を抽出し、ディーゼルエンジン用の燃料を作ることに成功した。
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2006年12月09日

藤原定家と超新星

 鎌倉時代の歌人・藤原定家(1162〜1241)が日記「明月記」に出現の記録を残している超新星「SN1006」の現在の様子を、エックス線天文衛星「すざく」がとらえ、宇宙航空研究開発機構が画像を公開した。
 超新星になった時の衝撃波や星の残骸が1000年間も膨張し続け、直径約50光年、温度約1000万度の巨大な火の玉に成長しているという。

 超新星は質量の大きな星が最期に爆発して輝く現象だ。
 SN1006はおおかみ座にあり、史上最も明るい超新星とされる。
 1006年5月1日に突然現れたことが国内外の文献に記録されており、定家は昔の記録をもとに「火星のようだった」などと記している。

 同機構は超新星爆発から今年で1000年になるのを記念して観測した。
 研究チームの小山勝二・京都大教授は「イオウや鉄など大量の重元素が見つかったことから、極めて大きな爆発エネルギーだったことがわかる」としている。

 すざくは国産5基目のエックス線天文衛星で、昨年7月に打ち上げられた。

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電源シート

 ノートパソコンが、長い電源コードや電池を気にせず、机や床に置くだけで電源が入るようになるかもといった期待をこめて東京大の研究者が4日、どこにでも張りつけられる「電源シート」を開発したと発表した。

 できたシートは薄さ1ミリメートルで重さ50グラム、ほぼA4判大だ。 折り曲げられる軟らかなプラスチックフィルム一面に、電線を巻いた小さなコイルなどを埋め込んだという。
 家庭の電源からこのコイルに電流を流すことで磁界が発生し、端子で接触していなくても、電子機器に内蔵したコイルに電流が通じるという。
 電動歯ブラシや電動ヒゲそりの充電器などで実用化されている電磁誘導という仕組みだ。

 従来は充電器など限られた場所で使われていたが、今回は電子機器を置いた位置をシート自体が判別し、その場所だけに電磁誘導を起こすのが特徴で、広い面積のどこでも使えるよう工夫したという。

 実験では発熱などで失う分を除き、電力を伝える効率は最大62.3%で、約30ワットの電力を送ることができたという。
 大きなシートをつくれば、電池の交換や電源コードを気にせずに、電子機器を使えるという。
 シートを実用化するには、電子機器にもコイルを埋めるなどメーカー側の協力が必要だが、同大の桜井貴康教授(集積システム工学)は「将来は床や壁、天井に張り、どこでも電子機器が使えるようにしたい」という。
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2006年12月07日

火星に水

 火星には今も水が存在し、時々地表面を流れている可能性が高いと、米研究者が発表する。

 クレーター内に最近、出現したばかりの溝状の地形「ガリー」について、探査機の画像を詳しく解析した結果、溝は長く延びて枝分かれしており、氷や霜を含む堆積物とみられる明るい色調の物質に覆われていた。
 これらの結果から、「液体が斜面をゆっくり流れ下った跡」と結論づけている。

 画像は、探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが同じ場所を繰り返し撮影したもので、新しい画像にだけ写っていたガリー2か所の様子を、マリン宇宙科学システムズ社(カリフォルニア州)で解析したという。
 溝を覆う物質の水源として、地下水や解けた氷、雪の塊などが考えられるという。

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2006年12月03日

携帯でネットは日本が世界一

 第3世代(3G)携帯など携帯電話を使ったブロードバンドの05年の利用者数は世界全体で約6000万人で、そのうち日本は約1800万人の首位だったことが国際電気通信連合(ITU)がまとめた2006年版のインターネット報告で明らかになった。

 ちなみにデジタル加入者線(DSL)や光ファイバーなど固定回線を利用したブロードバンド(高速大容量)のインターネット利用者数は、世界全体で約2億1500万人、日本は3位だった。

 携帯ブロードバンドの利用者数の2位は韓国で、ITUによると、3位、4位のイタリア、英国で市場が急成長しているという。

 固定回線利用のブロードバンドのインターネット利用者数は、国・地域別では米国が最も多く約4900万人だ。
 2位が中国で約3800万人。3位の日本は2200万人。
 住民100人当たりの普及率はアイスランドの26・5%がトップだった。
 韓国が2位(25・2%)で、日本は14位(17・5%)だった。

 世界中の携帯電話利用者数は21億7000万人で、固定電話に比べネットワークの建設費が安いため、発展途上国で急速に普及しており、アフリカでは全電話回線数に占める携帯回線の比率が約83%と、世界平均の約66%を大きく上回っている。

 報告は固定電話、携帯電話、放送のデジタル化が進み、コミュニケーションの在り方が大きく変わる一方で、個人情報保護の在り方などが課題になっていると指摘した。
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探査機「はやぶさ」地球帰還へ

 昨年11月に地球から約3億キロ離れた小惑星イトカワへの離着陸に成功した宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が、今月から地球帰還に向けた準備を本格的に始める事がわかった。
 化学エンジンやバッテリーに故障を抱え、準備作業には通信途絶や爆発の危険が伴う中での帰還だという。
 一辺1.5メートルほどの小さな機体が厳しい状況を乗り越え、地球へ向かう針路を目指そうとしているのだ。
 宇宙機構によると、はやぶさは現在イトカワから離れ、太陽を回る軌道を飛行中だという。
 地球からは月までの距離の300倍近い約1億1000万キロ離れており、通信にはまだ片道6分以上かかっている。

 イトカワへの離着陸に成功後、姿勢制御に使っていた化学エンジンの燃料漏れが発生したため、通信が一時途絶え、宇宙機構は帰還予定を当初の07年6月から、10年6月に延期せざるを得なかった。

 今春に通信が回復してからも11月ごろまでは太陽から遠く、太陽電池の発電量が減ったため「運用を通信など最小限にし、ひたすら耐えた」と宇宙機構の國中均教授は説明する。

 最近ようやく地球に近づき、通信も常につながるようになったので、帰還準備を本格化することになったのだそうだ。
 来年3月ごろには長距離航行用のイオンエンジンを本格的に噴射し、地球へ向かう軌道に入る予定だ。
 「最悪の状況を脱し、運用チームにも活気がある」と國中教授は言う。

 だが、これからも難関が待ち受けるのだ。
 漏れた燃料を気化させて機外に追い出すため、今月中に機体をヒーターで温める方針だが、予想以上に噴き出せば姿勢が乱れ、通信が再び途絶える恐れがあるというのだ。

 イトカワで採取した岩石が入ったカプセルのふたを閉じる1月の作業では、昨年末に破損し発火の恐れがあるバッテリーを使うしかないという。

 しかしはやぶさは、これまで様々な苦境を涙ぐましい創意工夫で乗り越えてきた。
 姿勢制御にイオンエンジンを使ったり、その推進剤を節約するため、太陽電池パネルが受ける太陽光の圧力を利用したり、といった具合だ。

 プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「楽観はしていないが、最大限の努力をし、何としても地球に帰還させたい」と言っている。

 頑張れ!はやぶさ
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2006年11月23日

ヒトゲノム解明

 父母から一つずつ受け継いで通常は各細胞に二つずつある遺伝子が三つ以上あったり、一つしかなかったりする領域が、ヒトゲノム(遺伝情報全体)の中にざっと1500カ所あることが世界で初めてわかった。
 遺伝子の重複数の違いは病気のなりやすさなど個人差を生む一因として注目されており、将来、個人に合わせた医療に結びつくという。
 日本、中国、米国、アフリカの計270人のゲノムを比較、計1447カ所の領域で遺伝子の重複数に個人差がみられた。
 この領域の長さを合計すると、ヒトゲノムの12%にもなる。

 ふつうは各細胞に二つずつ含まれる遺伝子が、少なかったり、多すぎたりすると、遺伝子から作られるたんぱく質の量が変わり、病気のなりやすさや薬の効き目に影響すると考えられる。

 最近、アルツハイマー病や腎炎のなりやすさや、エイズウイルス(HIV)の感染しやすさが遺伝子の重複数で左右されることが判明している。
 今回見つかった重複領域には、病気に関連すると指摘された遺伝子が285個あり、今後の研究でがんや免疫疾患などとの関係も明らかになるとみられている。

 遺伝的な個人差と病気の関連では、染色体の数の違いや、DNAを構成する1個の部品の違い(一塩基多型)の研究が進んできた。
 遺伝子重複数の違いがわかってきたことで病気の解明がさらに進むと考えられる。

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2006年11月13日

72万年前の氷

 南極のドームふじ基地(標高3810メートル)で今年1月に掘り出した深さ3028.52メートルの氷が、約72万年前のものとわかったと本日、国立極地研究所が発表した。

 南極で最も標高の高い基地・ドームふじでの氷床掘削は03年12月に始まった。
 夏の2カ月を使った3カ年で岩盤まで掘り、100万年前までさかのぼると予測していたが、欧州連合がドームC基地の深さ3270メートルから掘った80万年前の氷に次いで世界2位の古さとなった。

 掘り出した氷には、大気や土壌や海塩、硫黄化合物、宇宙塵などが閉じこめられ、過去72万年分の地球環境の変動史が連続的に記録されていることが確認できた。

 岩盤まで最大であと20メートルとみられ、今月出発の48次観測隊員は残りの掘削に挑む。内陸部の岩盤まで掘り出せれば世界初となる。
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2006年11月03日

宇宙実験棟「きぼう」に民間枠

 宇宙航空研究開発機構は、2年後に完成予定の日本の宇宙実験棟「きぼう」の利用枠の一部を民間に開放することにし、1日から委託企業の募集を始めた。
 実験やコマーシャル撮影などの宇宙ビジネスの展開を期待している。
 また、管制などの運用業務も民間委託してコスト削減をはかる。
 利用、運用各1社を来年3月に選定するという。

 「きぼう」は国際宇宙ステーションの一部で、宇宙飛行士の土井隆雄さんが乗るスペースシャトルで来年末に組み立てが始まる。
 低重力下で材料実験などをする一方、長期滞在の経験を通じて日本が有人宇宙飛行の技術を獲得するのがねらいだ。

 民間に利用を委託するのは、時間、電力、面積などを総合した実験棟の利用枠の約5〜15%で、委託を受けた企業が自らのアイデアで利用サービスをビジネス展開し、収入の一部を宇宙機構に還元する。

 運用業務の委託は、実験施設の管理や飛行士の作業スケジュール作成などの日常業務が中心で、安全面のチェックや他国との運用調整などは宇宙機構が引き続き行うとしている。
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